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【現地レポート】喫煙ブースとは?概要から実際の設置場所まで

現在、あらゆる場所で禁煙化が進んでおり、喫煙者にとっては肩身が狭い世の中になっています。そういった背景から「喫煙不可のお店は利用しない」という方も少なくありません。

喫煙者の利用客も取り込みたいと考えているお店の担当者は、喫煙ブースの設置を検討してみるのも一つの方法です。そこで今回は、現在注目を集めている喫煙ブースの概要に加えて、設置されている場所の例やその特徴などをご紹介します。

喫煙ブースとは?

喫煙ブースとは名前の通り、喫煙ができるブースのことを言います。よく混同されるものに「喫煙室」があります。喫煙ブースは名前の通りブースを設置する「設置型」ですが、喫煙室は実際に工事をして作られた部屋のことを言い、その点で違いがあるのです。

喫煙室はおおむね「喫煙専用室」と呼ばれ、室内で飲食などの行為は認められていません。一方、喫煙ブースは広義の喫煙室であります。省スペースの喫煙室であったり、空気清浄機とパーテーションが組み合わされている製品のことを言います。

喫煙ブースはどこにあるの?大きさは?

今回は実際に街に出向き、喫煙ブースはどんな場所に設置されているのか確認してきました。訪れたのは東京にあるカフェです。お店の入り口前の看板には、以下のような貼り紙がありました。

紙巻きタバコ、加熱式タバコ限定とはなっていますが、全席禁煙にもかかわらず喫煙ブースが用意されていれば、喫煙者の方も安心して入店できますよね。

お店の規模はやや小さめで、全体でも20席程度のコンパクトな雰囲気の場所でした。こういったコンパクトなお店にも喫煙スペースが用意されているとは思わず、とても驚きました!

注文を済ませて奥に進むと、さらに別の貼り紙が。

非喫煙者への配慮なのか、お店の入り口から離れた場所に喫煙ブースが設置されていました。

本当にコンパクトなスペースに設置されていました。ぴったりと狭い空間にはめ込まれた喫煙ブースは、どこか壁を壊した様子もなく、気軽に設置できていそうな印象です。

実際に中に入ってみると、圧迫感を感じることはなく、一人で喫煙するには十分な広さがあります。

指定されている方向に煙を吐くと、スーッと煙が吸い込まれ、煙が喫煙ブース外に漏れることはありません。今回は1時間ほど滞在し、2人がこちらの喫煙ブースを利用していました。他の方が利用した後に喫煙ブースに近付いてみましたが、煙の臭いはしないのですね。本当に臭いはしないのか疑問だったのですが、驚きました。

喫煙ブースの設置における注意点

喫煙ブースを設置する注意点として、消防法への考慮が挙げられます。場所にもよりますが、スプリンクラーや自動消火装置の設置が必要になることもあります。

設置にあたって不安を感じる際は、建物の管理会社や消防署に問い合わせたりするのも良いですが、喫煙ブースを販売する業者の担当者に問い合わせたりしてみましょう。より確実に設置までのプロセスを踏むことができますよ。

喫煙ブースが設置される場所の例

今回はカフェに設置されている喫煙ブースを紹介しましたが、他にもさまざまな場所で設置されています。設置される場所の例は以下の通りです。

・オフィスビル

・居酒屋

・商業施設

実際に喫煙ブースを設置した結果、お客さまの満足度が向上し、又、従業員のタバコ臭がなくなったという事例もあります。

まとめ

今回は喫煙ブースの概要に加えて、写真付きで実際の大きさなどを紹介しました。

喫煙ブースの取材は今回が初めてでしたが、想像以上にコンパクトで驚きました。煙の臭いも気になりませんでしたので、非喫煙者も安心でありますね。分煙化が進んでいる現在だからこそ、喫煙ブースは非常に意義のあるものだと感じました。喫煙者にも非喫煙者にも配慮した環境を用意したい場合は、喫煙ブースの導入も一つの選択肢になるかもしれません。

 

<この記事の取材・執筆者 西本友>

1993年生まれ、大阪出身。大学卒業後さまざまな職を転々としたのち、2019年よりWebマーケティング会社に転職。Webライターとして活動を続け、2023年5月よりフリーランスに転身。野球やバスケットボールなど、スポーツ全般をこよなく愛する。