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【現地レポート】分煙ブースとは?分煙の定義もあわせて紹介

分煙ブースの概要

分煙ブースとは、飲食店やオフィスの中で喫煙ができるスペースのことです。全面禁煙という環境も珍しくない状況の中、喫煙者の方がタバコを吸うことができ、非喫煙者の方も安心して過ごす環境を作るために、分煙ブースは大きな役割を果たしています。

あるアンケートでは、喫煙者が飲食店を選ぶ際のポイントとして、「喫煙できること」と答えた人が33.4%にのぼりました。喫煙者の約1/3は、飲食店を選ぶうえで喫煙できる環境を求めているのです。

(出典:株式会社エルゴジャパン「喫煙者と非喫煙者のアンケートデータから探る 分煙に関する意識調査(2023年6月)」/https://www.atpress.ne.jp/news/357582

なお、分煙ブースは喫煙ブースと呼ばれることもあり、両者に違いはありません。どちらもタバコを吸える場所である点は共通しており、屋内であれば外から流れ込む空気が0.2m/秒以上か、壁や天井が区画されているかといった基準があります。

分煙の定義とは?

分煙の定義は、「喫煙する場所を定め、それ以外の場所は禁煙にすること」です。タバコを吸わない人が煙を吸わずに済むよう、タバコの煙が禁煙スペースに入らないことが前提です。

また、分煙と一口に言ってもいくつかの種類が存在します。主な種類は以下の2つです。

・時間分煙

例えば「朝8〜12時までは喫煙不可」というように、時間帯で分煙を実施する方法です。禁煙とする時間帯以外は喫煙可能となるため、場合によっては煙の臭いが残る可能性もあります。

・空間分煙

時間ではなく、喫煙できるスペースとできないスペースを分ける方法です。時間分煙と異なり、しっかりとスペースを区別するための設備が必要となります。その設備の一つが分煙ブースです。

改正された健康増進法が2020年4月に施行され、今後は「望まない受動喫煙」を防止する取り組みが必要となります。そのため、企業やオフィスでの分煙対策は避けて通れないのです。

(出典:厚生労働省「受動喫煙対策」/https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189195.html

分煙ブースはどこに設置されている?

実際に分煙ブースはどういったところに設置されているのか、今回は東京に足を運んで調査してみました!

今回訪れたのは、東京都港区の赤坂見附駅です。

さまざまなお店が数多く並んでおり、平日の16時あたりに訪れましたが、たくさんの人で周囲は賑わっていました。


少し歩いて行った先に、分煙ブースが設置されているたこ焼き屋さんがありました!


店内は、以下の写真のように立って飲食するスタイルのお店です。夕方の時間帯でしたので満席ではなかったですが、それでも一定数のお客さんがいらっしゃいました。


店内カウンター横にあったのが、今回ご紹介する分煙ブースです!


全く違和感のないデザインと大きさで、このスペースがあるだけでタバコを吸えるようになるのかと驚きました!さらに近付いてみると、「クリア分煙」実施店と書かれていました。しっかりと分煙が実現できる証拠ですね。


今回は約45分ほど滞在し、5名の方がこちらのブースを利用されていました。


タバコを吸う吸気口は、決して大きな音が出るわけではありません。とはいえ、他の方がタバコを吸った後に入ってみましたが、臭いも全く気になりませんでした。最低限の音の大きさで高い消臭力を発揮していて、タバコを吸える環境があることすら忘れます!

そのほか、分煙ブースはオフィスビルや商業施設にも設置されています。身近なところに分煙ブースは設置されているんですね。

おわりに

今回は分煙の定義に加えて、分煙ブースの概要や設置されている場所などを紹介しました。

誰もが安心して過ごせる環境を整えるため、飲食店やオフィスビルでの分煙対策は必須となっています。大きなスペースを必要とせず、分煙を実現できる分煙ブースは、受動喫煙防止に最適な方法と言えるでしょう。分煙ブースを導入して分煙を実現させたい場合は、ブースを販売する企業に問い合わせてみるのがおすすめです。

 

この記事の取材・執筆者 西本友>

1993年生まれ、大阪出身。大学卒業後さまざまな職を転々としたのち、2019年よりWebマーケティング会社に転職。Webライターとして活動を続け、2023年5月よりフリーランスに転身。野球やバスケットボールなど、スポーツ全般をこよなく愛する。