スモーククリアを導入いただいている企業様にお話を伺う、導入事例インタビュー。今回は、鹿児島県鹿児島市「ホテルニューニシノ」の専務取締役、西野誠晃様にお話を伺いました。

スモーククリアの導入以前は喫煙者を外に案内する必要があり、心苦しさを感じていた西野様。しかし、スモーククリアを導入したことで、喫煙場所を案内しやすくなったと言います。

Q：今回はインタビューをお受けいただき、ありがとうございます。はじめに、ホテルニューニシノの概要、特徴をお伺いできますでしょうか？

アクセス面に優れていることが特徴です。鹿児島でも随一の繁華街、天文館の中心に当館があり、鹿児島中央駅からは車で5分の距離にあります。また、路面電車の最寄り駅から近い距離に位置しており、車がなくとも公共交通機関でお越しいただけます。

もう一つの特徴は、男性専用の天然温泉サウナを用意していることです。サウナは「フィンランドサウナ」「備長炭温泉蒸気サウナ」の2種類があり、発汗をうながします。温泉とサウナの両方を楽しみたい方には、ピッタリのホテルではないかと思いますね。

Q：スモーククリアを導入されたきっかけについて教えてください。

導入のきっかけは、ホテルの禁煙室を増やしたことによるものでした。

時代の変化もあり、以前に比べて当館も禁煙室が多くなりました。しかし、まだまだ喫煙者の方が多いのも事実です。そのため、喫煙室を予約できず、仕方なく禁煙室を取られるお客様がいます。

そういった方が喫煙する場合、これまでは外の駐車場エリアで吸っていただくようにお願いしていました。ただ、駐車場まで歩いていただくのも不憫に感じていた中、紹介でスモーククリアの存在を知ったのです。

実際に展示会で現物も見させてもらい、予算やスペースといった部分を考慮しつつ、最終的に導入を決めました。

それはありましたね。どうしても喫煙の際は外に出ていただく必要があり、夏や冬の時期は特にご不便をおかけしたと思います。より快適で、身近に喫煙できる環境を整えたいと考えていました。

もっとも気にしたのは費用面です。もし大きな予算があれば、喫煙ブースではなく広い喫煙室を設ける選択肢もあったと思います。ただ、予算を考えると喫煙室の設置は難しい状況でした。

より手軽に導入できる方法はないかと考えた中、喫煙ブースであればそれが実現できると思ったのです。知り合いがいる会社からスモーククリアを教えてもらって、比較検討をすることもなく導入を決めました。

正確な統計を取っていませんが、おそらく1時間に2〜4人ほどは利用しているかと思います。5階の客室のエリアに設置しており、禁煙室を予約した喫煙者の利用が多く見られますね。

また、中には「部屋にタバコの匂いが残るのは避けたい」という方が、部屋ではなくスモーククリアで喫煙されるケースもあります。そういった需要に応えられるのは嬉しく感じています。

導入したのは2024年の8月頃で、すでに6ヶ月が経過しましたが、変わらず多くの方が利用している状況です。

喫煙場所を案内しやすくなったのは、分かりやすい変化の一つです。特に暑い夏、寒い冬のときに「おタバコは外で吸っていただけます」と案内するのは、心苦しいものがありました。

ただ、現在は室内にありますので、そういった心苦さを感じる瞬間もありません。接客がしやすくなったことは嬉しい変化です。

10点満点で表すとするなら、9点になります。

まず、性能面は大満足です。タバコのニオイや煙が外に漏れることはなく、お客様からクレームをいただいたこともありません。また、無駄な音が発生しないのも大きいですね。

例えばずっと音が鳴り続けるものだと、どうしても気になってしまう場面があると思います。当館では客室のフロアにスモーククリアを設置しているので、なおさら無駄な音が発生しないのは嬉しいポイントです。

一方、排気口が天井についていたこともあり、設置にあたっては天井を少し上げる必要がありました。致し方ない部分ではあるのですが、この点の融通が利いていれば10点でした。それでも満足していることに変わりはありません。