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【導入事例】福利厚生の一環だと思えば、安い投資だと思いますね。

今回は元箱根や小田原など、神奈川県下に6店舗のコンビニエンスストアを経営する有限会社ベアーズコーポレーションのオーナーである熊谷様にお話をお伺いしました。喫煙ブース「スモーククリア」としては、コンビニエンスストアへの導入は初めての企業様でした。なぜ導入しようと思ったのか、導入したことのメリットをオープンにお話しいただきました。

Q.まずはコンビニエンスストアの業界についてお教えいただけますか。

もちろん業界だけではないかもしれませんが、やはり人に対してはみんな苦労していると思います。特にこの数年、コロナの影響は大きかったですよね。消費がどんどん落ち込む中で、営業にかかる費用を何とか抑えなければいけなくなった。結果として人件費を落とさざるを得なくなったということもありました。働き手としてもあまり仕事に入れないということから、短時間勤務社員が辞めてしまうということもありました。

コロナが回復してきた段階でいざ人を増やそうとしても、最低賃金も上がり続ける中で時給に差をつけることもできない、違いを作りにくい状況でもあり、採用はしにくい業界ではありますね。

Q.御社はそんな中で採用に困っていないとお伺いしました。

2023年の8月31日にオープンしたお店があります。実はこのエリアは、20年前に私が最初にセブンイレブンを始めたエリアでした。当時は近くにスーパーができたり、競合店ができるなどした中で、駐車場台数や店舗面積の面で競争力が持てず、止む無く撤退したという過去がありました。

それが今回近くに良い物件が見つかったこともあり、そこでお店を出すことが決まったわけですが、おかげさまで採用には全く苦労をすることがなかったです。その理由を聞くと、やっぱり口コミのようなのですよね。昔働いてくれていた人もいたり、また採用した方からご紹介いただいたり、評判を聞いてくれて応募してくれたり。人と人とのつながりの中で応募をいただけている、そんな感じです。

Q.すごいですね。その理由は何なのでしょうか?

実際にその時に求人で特別なことをしているのではなく、日ごろの従業員への接し方や環境づくりがしっかり伝わっているからじゃないかと私は思っています。

今回の喫煙ブースの導入についても、そういった口コミにつながる一つなのだと思っています。

Q.従業員のために導入を決められたのですか?

そうですね。実は、私自身は煙草を吸わないんです(笑)。そしてNO2のマネージャーも煙草をすいません。ですが、従業員のことを考えれば必要だよねという話になり、投資の判断をしました。

Q.それは本当に珍しいことですね。分煙対策をされる会社様の多くはオーナーが喫煙者であることが多いです。

実は、これにはきっかけがあるんです。とある会社の方とお話した際に、その会社は工場を経営されているのですが、世の中の流れもあり、工場内のすべてを禁煙にしたと。すると辞めていく人が増えたというのです。人が足りなくなるので求人を出して採用をする。ですが、またすぐに辞めてしまう。仕事をすると8時間工場内で勤務を続けることになるじゃないですか。そこにストレスを感じるんですよね。それを開放できる場所はやっぱり必要だったという話です。

Q.確かに。それだと喫煙者の方はしんどいですよね。

さらに敷地内はすべて禁煙にしたそうです。となると、煙草を吸う人は敷地外に出るようになる。歩道に出て、座りながらとか、喫煙所じゃない場所でこっそりなんてことも出てきます。それに近所や市民の方からクレームが入る。見た目が悪いとか、マナーが悪いと。結果、敷地内の一部は喫煙OKにしたそうです。そうしたら定着率も上がったらしいのです。

Q.煙草が定着率と関係があったのですね。

そう考えるとコンビニ業界も近い部分はあるんじゃないかと思ったんです。24時間経営でずっと店が外から見える状態です。8時間も拘束したときに、煙草を一本も吸えない状況はどうなんだろうと。休憩中の過ごし方はそれぞれ自由ですから、煙草を吸う人は当然外に出て煙草を吸いたくなります。そして休憩中はユニフォームを着たまま煙草を吸うかもしれない。それはお客様にとってはどう見えてしまうのか。

こちらは休憩中で、煙草を吸うことは自由ですが、お客様からしたらそんなの関係ないですよね。たまたまレジが並んでしまったとか、何か店内で問題が発生してしまったとき、外に煙草を吸っている社員が見えたらどう思うか。挙句の果て、それでクレームをいただこうものなら、その子もかわいそうです。

Q.確かに。決してさぼっているわけではないですよね。

そうやって綜合的に考えたときに、求人という観点でももちろんそうなのですが、従業員にとって事務所で煙草を吸えるという環境があるほうがいいよねと思ったのです。お客様にも見えないし、煙草を吸う従業員に対しても雨の日や寒い日、暑い日関係なく快適に過ごせる。事務所で煙草が吸えるという環境ももちろん強みになりえますしね。

Q.働きやすい環境で違いを作るということですね。

神奈川の最低賃金もどんどん上がっています。それで他社よりも金額を高くするというのはなかなか難しい部分もあります。ユニフォームや交通費、ご飯代の補助といった福利厚生もありますが、同じように事務所で煙草が吸えるというのも大切な福利厚生になりますよね。近年では喫煙者が悪という風潮も少なからずあるじゃないですか。その人たちを隅っこに追いやるわけではなく、一緒になって働ける環境を作りましょうということです。

Q.喫煙ブースは最初から検討していたのですか?

喫煙ブースのイメージはありました。コンビニエンスストアでもバックヤードは限られています。ですからそんなに大きなスペースは確保することはできない。だからブース型の方が良いだろうなとは思っていました。ただ、喫煙ブースといえばこれ!!という会社があったわけではなかったのですが、調べてみたり、近くのパチンコ屋さんや駅、飲食店などを見て、実際に使っているブースを見てそれでたどり着いたのがスモーククリアでした。

Q.最も気を使った点はどこでしたか?

やはり弊社はコンビニエンス大手の看板を背負っていますので、お客様からの声をとても重視します。そしてお客様から入る煙草に関するクレームの多くが商品が煙草クサいというものでした。商品棚の近くで吸った煙草のニオイがついてしまったんですね。ですから喫煙ブースを選ぶ際に一番重視したのは、煙・ニオイが漏れないかどうかです。

Q.実際にスモーククリア導入されてみてどうですか?

まったくニオイが商品につくことはありませんね。事前のご案内通りなのでとても安心しています。また従業員・パートアルバイトさん含めてですが、何のためらいもなく喫煙ブースに入っていく姿を見ると、導入してよかったなと心から思います。

Q.スモーククリアにとって、コンビニエンスストアへの導入は初だったそうです。

世の中のコンビニにはそこまでの意識は無いのかもしれませんね。煙草を減らそうという世の中の流れもありますし、煙草は健康に悪いという話ももちろん理解します。ただ、別に法律違反ではないですよね。それにコンビニでは煙草も売っています。煙草を売っている側が、喫煙者をないがしろにするのは変な話ですよね。

Q.最後にメッセージをいただけますか?

やはりいいお店を作ろうと思えば雇用が大事になってきます。正直我々のような加盟店ビジネスにおいて、人件費というのは重たい経費でもあります。なるべく人件費をかけず、どうやって経営するのかというのは考えます。ですが、結局お店を支えてくれるのは人です。その人たちの働く環境へ投資するということは、意味のある投資だと思います。

コンビニでは防犯カメラに月に何万円かの経費を払っているお店もたくさんあると思います。そう考えれば、毎日働いてくれる従業員の福利厚生の一環として喫煙ブースを入れるというのは、まったくもって安い投資だと思いますね。是非とも、従業員のことを大切にされる会社さんは、喫煙ブースの導入をお勧めしますね。