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【現地レポート】喫煙ブースの耐用年数は何年?少しでも長く使うための対策も紹介

オフィスや飲食店で導入が進んでいる喫煙ブース。非常に便利な設備である一方、どの程度の期間使用できるのか、気になる方も多いはず。設置後も長く快適に使用し続けるためには、「耐用年数」について理解しておくことが重要です。

そこで今回は、喫煙ブースの耐用年数に加えて、少しでも長く使う対策も紹介します。喫煙ブースの導入を考えているものの、耐久性に不安を感じている場合は最後までご覧ください。

喫煙ブースの耐用年数は「6〜8年」

喫煙ブースの法定耐用年数は、国税庁の資料によると「6年」となっています。

(出典:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」/https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/pdf/2100_01.pdf

ただし、6年という期間はあくまで税法上の目安であり、使用環境やメンテナンス状況によって変化します。場合によっては、6年よりも早く限界を迎える可能性もあります。また、税務の問題となるため、最終的には担当税理士に相談することがおすすめです。

喫煙ブースの耐用年数を過ぎた場合に見られる兆候3つ

法定耐用年数が6年と定められている喫煙ブースでは、耐用年数を過ぎるとさまざまな兆候が見られるようになります。ここでは、主に見られる兆候を3つ紹介します。

1:ニオイが漏れるようになる

本来、喫煙ブースは内部の空気をフィルターなどで浄化し、臭気を外部に漏らさない構造となっています。しかし、換気システムやパッキンの劣化によって密閉性が低下すると、ニオイが漏れ出すケースがあります。

2:煙が充満するようになる

フィルターの目詰まりや、ファンの性能低下によって煙の排出がうまくいかず、内部に煙がこもってしまうこともあります。内部の空気循環が不十分になると、外に漏れるニオイが強く感じられるようになるでしょう。

3:壁が汚れる

たばこの煙にはタールやニコチンなどの成分が含まれており、それらが煙とともに空気中に放出され、ブースの内壁に付着すると壁が汚れてしまいます。汚れをそのまま放置すればするほど、完璧に取り除くことが難しくなります。

上記の兆候は、劣化の初期段階で見逃されやすいものも含まれており、放置すると安全性や快適性の低下につながるおそれがあります。こうした問題を未然に防ぐためには、劣化の兆候を正しく認識し、早めに対応することが大切です。

喫煙ブースの耐用年数を長くするための対策とは?

喫煙ブースの耐用年数を少しでも長くするためには、使用者側の対策が欠かせません。主な対策を2つ紹介します。

・定期的に清掃する

喫煙ブース内部の壁面や床、換気口などはこまめに清掃することが重要です。ヤニ汚れやホコリは放置すると頑固な汚れとなり、劣化を早める原因になります。簡単な掃除でも、なるべく毎日実施することがおすすめです。

・業者にメンテナンスを依頼する

清掃に加えて、専門業者にメンテナンスを依頼すると、不具合の早期発見につながります。特に換気システムやフィルターは経年劣化しやすいため、年に1〜2回は点検してもらいましょう。

トラブルを未然に防ぐ観点からも、定期的なプロのチェックは非常に効果的です。

喫煙ブースは飲食店でどう活用されている?お店に潜入取材!

喫煙ブースの耐用年数について解説してきましたが、実際にどう活用されているのか、気になる方も多いはず。

ここでは、実際の活用事例について紹介していきます。まず1つ目に訪れたのは、埼玉県のふじみ野エリアです。

改札を出てすぐのところに、有名なカフェがありました!ガラス張りになっているお店で、外から喫煙ブースが見えています。

ちょうどこの時は平日の朝の時間帯で、お仕事や勉強に励んでいる方が多く見られました。

改めて店内に入ってみると、複数人が利用できる喫煙ブースが設置されていました!

お仕事の相談などでカフェを利用して、そのまま2人でタバコを吸うことがあるかもしれません。そういったケースを想定すると、複数人が利用できるのは嬉しいですよね。

お店に滞在した時間内にも、喫煙ブースを利用してタバコを吸う方がいました。

喫煙ブース内の様子を確認しても、汚れはまったくありませんでした。日々の清掃などを含め、しっかりと対策をしていることが推測されます。

さらに今回はもう1店舗、東京の立川エリアにも足を運んでみました!

立川駅の「エキュート立川」内にあるお店に、喫煙ブースが設置されているとのことです。

こちらも有名なお店ですね。

11時ごろに訪問した際はあまり人が多くなかったのですが、12時を過ぎるとほとんど満員という状況になりました。

こちらの喫煙ブースは少し特殊な形になっており、「ブース」というよりも「部屋」になっていました!

タバコの煙を吸引する設備が2つ用意されており、最大で3人まで利用できるように設計されています。

タバコのニオイや煙が喫煙ブース外に出ないよう、1つではなく2つ用意していることが考えられますね。

こちらも壁が汚れているようなところはなく、清潔感が保たれていました。

特に飲食店では、タバコのニオイや煙が外に漏れると、不快に感じる方もいるはずです。そういった点を考慮すると、喫煙ブースが果たす役割は大きいと言えます。

まとめ

今回は喫煙ブースの耐用年数と、耐用年数を過ぎた場合に見られる兆候、長くするための対策について解説しました。

喫煙ブースの耐用年数は、使用頻度などの要素により変化します。少しでも長く使用するために、耐用年数が過ぎた際に見られる兆候を見落とさないようにしましょう。

また、定期的な清掃に加え、業者によるメンテナンスも実施してもらうことが大切です。喫煙ブースを導入する際は、定期的なメンテナンスがサポート内容に含まれているか、確認をおすすめします。

 

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<この記事の取材・執筆者 N.T>

1993年生まれ、大阪出身。大学卒業後さまざまな職を転々としたのち、2019年よりWebマーケティング会社に転職。Webライターとして活動を続け、2023年5月よりフリーランスに転身。野球やバスケットボールなど、スポーツ全般をこよなく愛する。