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空気清浄機はタバコの煙・有害物質の除去に意味がない?理由からおすすめの対策方法まで

「空気清浄機を置けばタバコの煙はなくなる」そう思って購入したものの、「ニオイが残る」「家族に煙たいと言われる」「壁紙が黄ばむ」と感じたことはありませんか?実は一般的な空気清浄機には、タバコ対策として限界があります。

室内でタバコを吸う際、どうしても気になるのが煙やニオイです。家族や周囲への配慮、あるいは部屋の壁紙やインテリアを汚さないために、空気清浄機の導入を検討する方も少なくありません。

しかし、インターネット上では「空気清浄機はタバコ対策に意味がない」と言われることがあり、本当に意味がないのか気になる方もいるはずです。

本記事では、空気清浄機がタバコの煙・ニオイ対策として不十分と言われる理由を解説します。また、空気清浄機を使用したい場合の選び方やおすすめ機種、煙をその場で処理する空気清浄機に代わる最新のタバコ対策などもご紹介します。

結論:空気清浄機は対策として不十分

室内で手軽にできるタバコ対策として、多くの方が真っ先に思い浮かべるのが空気清浄機の活用でしょう。しかし、一般的な空気清浄機はタバコの煙やニオイへの対策としては不十分であり、効果を期待しすぎるのは禁物です。

たしかに、強力な脱臭フィルターを搭載している機種であれば、喫煙後の室内に漂うタバコ特有のニオイを軽減する効果が期待できます。しかし、本当に厄介なのは「煙(有害物質)」そのものです。

タバコの煙には、目に見える細かい粒子だけでなく、数多くの有害な気体が含まれています。多くの一般的な空気清浄機は、これらのガス状成分を完全に取り除くことができません。

そのため、煙が消えて空気はきれいになったように感じられても、実際には有害物質が室内に残ったままになりやすいのです。受動喫煙の防止やクリーンな環境づくりという観点では、対策として十分とは言えません。

空気清浄機がタバコの煙・ニオイ対策に「意味ない」と言われる理由3つ

空気清浄機がタバコの煙・ニオイ対策に「意味がない」と言われる理由について、以下の3点を紹介します。

・ガス状成分を完全に除去できないから

・空気清浄機は、空気を拡散させながらろ過する仕組みだから

・タールがフィルターに付着するから

ガス状成分を完全に除去できないから

タバコの煙は、大きく分けると「粒子状物質(煙の粒子や灰など)」と「ガス状成分(一酸化炭素や気体状の有害化学物質など)」の2つで構成されています。

市販されている多くの家庭用空気清浄機は、粒子状物質をフィルターでキャッチすることを得意としています。しかし、ガス状成分を完全に除去することは非常に困難です。厚生労働省が公表している資料でも、以下のように明記されています。

「現有の空気清浄機は、環境たばこ煙中の粒子状物質の除去については有効な機器があるが、ガス状成分の除去については不十分であるため、一酸化炭素等ガス状成分を完全に除去することはできない。このため、空気清浄機を設置しても、たばこによる健康影響を完全に防ぐことはできない。」

(厚生労働省:「分煙効果判定基準策定検討会報告書概要」/https://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/06/h0607-3.html

このように、国の報告書でも空気清浄機の限界が示されています。目に見えないガス状の有害成分は空気清浄機をすり抜けて室内に充満するため、受動喫煙の健康被害を防ぎたい場合、空気清浄機だけでは力不足なのです。

空気清浄機は、空気を拡散させながらろ過する仕組みだから

空気清浄機は、1回のろ過では粉じん・ガスをろ過することはできません。部屋中に拡散させ、何度もろ過する仕組みです。そのため、有害物質が部屋中に拡散し、壁やカーテンにも付着します。

また、タバコの煙に含まれるタールは、粘着性が高いという特徴を持っています。一度タバコに火をつけると、煙は一瞬にして部屋中に広がります。空気清浄機がその煙を吸い込むよりも先に、煙に含まれるタールはカーテンや壁紙だけでなく、室内にいる人の衣服や髪の毛に吸着してしまうのです。

布製品や壁にタールが付着すると、そこから持続的に不快なタバコ臭が放たれ続けることになります。空気清浄機は室内の空気中に漂っている汚れを吸い取る機械であり、すでに家具や壁に染み付いたニオイの元を取り除くことはできません。

どれだけ空気をきれいに循環させても、「なぜか部屋がずっとタバコ臭い」という状態が解消されないのは、こういった背景があります。

タールがフィルターに付着するから

空気清浄機にタバコの煙を吸わせ続けていると、粘着質なタールが本体内部の集塵フィルターや脱臭フィルターに付着します。

タールがべったりと付着したフィルターは、時間とともにそれ自体が強いタバコ臭を放つようになります。この状態で空気清浄機を運転すると、空気をきれいにして送り出すはずの排気口から、タバコの嫌なニオイや有害成分が部屋の中へ排出されるのです。

定期的にフィルターを交換すれば一時的に解決しますが、日常的にタバコを吸う環境ではすぐにフィルターが寿命を迎えます。結果として、空気清浄機を動かすとかえって部屋がタバコ臭くなるため、導入する意味が薄くなります。

タバコ対策に強い空気清浄機の選び方は?

空気清浄機だけでタバコ対策を完璧に行うのは困難ですが、「気休めであってもできる限りの対策をしたい」という場合、どのような機種を選べばよいのでしょうか。

ここでは、タバコ対策に強い空気清浄機の選び方を紹介します。

適切な風量があるか

タバコ対策において重要なのは、煙が部屋の壁や家具に付着する前に、どれだけ素早く吸引できるかです。空気清浄機の風量が足りていなければ、煙が広がるスピードに処理能力が追いつかず、吸い残された煙がすべて部屋の壁や衣服に定着してしまいます。

スペックを確認し、最大風量が大きいものを選ぶことが欠かせません。

部屋の広さに合っているか

空気清浄機には、それぞれ対応できる適用床面積が定められています。例えば、15畳のLDKで10畳用の小さな空気清浄機を使用しても、パワー不足で部屋全体の空気を循環させるのに時間がかかり、タバコ対策としての効果はほとんど期待できません。

タバコ対策を目的とする場合は、実際の部屋の広さよりも2〜3倍程度広い適用床面積に対応した、ハイパワーなモデルを選ぶのが得策です。

集塵性能・脱臭能力が高いか

風量や適用床面積が十分であっても、吸い込んだ空気をろ過するフィルターの性能が低ければ意味がありません。

微細な粒子を99.97%以上キャッチできる「HEPAフィルター」が搭載されているか、また、タバコのニオイに有効な活性炭フィルターの脱臭能力がどれだけ高いかを必ずチェックしましょう。集塵と脱臭、それぞれの性能がバランスよく優れていることが重要です。

タバコに強いモードが用意されているか

空気清浄機の中には、「タバコモード」や「パワフル吸じんモード」など、タバコ対策に特化した専用モードが用意されている機種があります。これらのモードは喫煙時にスイッチを入れることで、一時的に風量を最大にして煙を吸い込み、ニオイが壁などに定着するのを防ぐ設計になっています。

タバコ対策用のモードがあれば、空気清浄機が役に立つ可能性もあるでしょう。

タバコ対策におすすめの空気清浄機2選

上記の選び方を踏まえ、タバコのニオイ対策として評価が高い空気清浄機を2つご紹介しま

す。

HITACHI|EP-ZN30A

(画像出典:価格.com

日立の「EP-ZN30A(クリエア)」は、奥行わずか16.3cmのコンパクトな加湿空気清浄機です。集塵と脱臭が一体となった「アレルオフフィルター」を採用しており、タバコ臭を含むニオイや微細な花粉をしっかりとキャッチします。

空気の汚れを検知して自動で風量をコントロールする機能や、ニオイに特化した運転が可能なため、パーソナルなスペースでのタバコ対策におすすめです。

SHARP|FU-T40

(画像出典:価格.com

シャープの「FU-T40」は、薄型でコンパクトな設計ながら、左右両面から効率よく空気を吸い込む「Wフィルター構造」を採用した空気清浄機です。独自の空気浄化技術「プラズマクラスター7000」を搭載しており、壁や衣服に染み付いたタバコの付着臭を分解・消臭する効果が期待できます。

最大風量4.0m³/分というパワフルな吸引力を持ちながら、運転音が静かなため、リビングなどの生活空間に設置しても邪魔になりにくいのが強みです。

空気清浄機以外のタバコ対策はある?

空気清浄機による対策にはどうしても限界があります。室内でのタバコの煙やニオイを防ぐためには、空気清浄機以外の選択肢に目を向けることも大切です。代表的な3つの対策をご紹介します。

加熱式タバコを選ぶ

現在紙巻きタバコを吸っているのであれば、加熱式タバコへ移行するのも一つの手です。

加熱式タバコは、タバコ葉を燃やさずに加熱して蒸気を発生させるため、紙巻きタバコに比べてタールがほとんど発生しません。

壁紙が黄色くヤニ汚れするのを防ぐことができ、衣類や部屋に残る独特のニオイも大幅に軽減されます。室内でどうしても喫煙したい場合の現実的な選択肢として、多くの喫煙者に選ばれています。

ただし、厚生労働省は、加熱式たばこを吸うと空気中に有害物質が発生するとした上で、受動喫煙につながる恐れがあると示しています。

※加熱式たばこに関するこれまでの知見の整理(厚生労働省)

(出典:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001702543.pdf

ベランダで喫煙する

室内の空気を汚したくない、あるいは家族に煙を吸わせたくないという理由から、ベランダやバルコニーなどの屋外で喫煙する方法もあります。この方法であれば、室内に煙がこもることはありません。

しかし、近隣の住民に煙やニオイが流れ込みやすく、深刻なご近所トラブルに発展するケースが多発しています。また、マンションなどの共同住宅では、管理規約でバルコニーでの喫煙が禁止されている場合がほとんどです。

トラブルを避けるためにも、事前にルールを確認する必要があります。

喫煙ブースを導入する

「空気清浄機では効果が物足りない」「ベランダで吸うのも周囲に気を遣う」という場合、室内に喫煙ブースを設置する解決策もあります。

喫煙ブースは、喫煙スペースを壁やガラスで完全に隔離し、強力な排気・ろ過システムによって煙やニオイをシャットアウトする設備です。以前はオフィスや飲食店など業務用としての導入が主流でしたが、最近ではコンパクトでスマートな家庭向け・パーソナル向けの製品も登場しており、注目を集めています。

室内のタバコ対策には「SMOKE ZERO」が最適

「部屋の中に煙や有害物質を広げたくない」「家族と同じ空間で気兼ねなく喫煙したい」という方におすすめなのが、エルゴジャパンの家庭用スモーククリーナー「SMOKE ZERO(スモークゼロ)」です。業務用喫煙ブースのトップメーカーで、日本全国5,000台以上の導入実績がある同社が、その技術により家庭用に開発した製品です。

一般的な空気清浄機は、部屋の空気を何度も循環させて徐々にきれいにするため、その間に煙やニオイが壁などに染み付いてしまいます。一方、タバコ専用設計の「SMOKE ZERO」は、吐き出した煙・火がついたタバコの先端の副流煙をその場で強力に吸引し、1pass(1回)のろ過だけでクリーンな空気に変えて排出するのが最大の特徴です。

最高クラスの「H14 HEPAフィルター」と特許取得済みの「高圧縮カーボンフィルター」を搭載しており、タバコの粒子状物質を99.995%除去。空気清浄機では取りきれない「ニコチンやベンゼン」などの有害なガス成分も、測定限界以下(不検出)まで除去します。

ベランダや換気扇の下に移動することなく、同じ部屋でお互いが快適に過ごせる新しい分煙環境をつくります。空気清浄機では満足のいく効果を感じられなかった方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

▼家庭用スモーククリーナー「SMOKE ZERO(スモークゼロ)」の詳細はこちら

https://www.ergojapan.co.jp/smokezero/