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【現地レポート】喫煙室のニオイが気になる!具体的な対策方法はあるの?

タバコのニオイに対する感じ方は、喫煙者と非喫煙者で異なります。慣れている喫煙者と異なり、非喫煙者からすると、タバコのニオイを不快に感じる方が多いでしょう。非喫煙者のストレス緩和という観点から、喫煙室のニオイ対策は欠かせません。

今回は、喫煙室のニオイについて、具体的な対策方法があるのかどうかを解説します。現地レポートの内容も併せて紹介するため、喫煙室のニオイ対策に悩んでいる場合は、ぜひ当記事を参考にしてください。

喫煙室のニオイの原因

喫煙室からニオイが発生する主な原因として、換気設備が十分に整備されていないことが挙げられます。ニオイの発生源となる原因物質が染みついた結果、タバコを吸っている人がいない場面でも、喫煙室にはニオイが充満しているのです。

対策方法には換気扇や空気清浄機の設置がありますが、それらを設置しただけで解決につながるとは言い切れません。場合によっては壁紙の張り替えなど、大掛かりな対策が必要になるケースもあります。

また、日々の清掃を怠ってしまうこともニオイが発生する原因となります。喫煙室を快適に保ちたい場合は、日頃からの清掃が必須であることを押さえておきましょう。

タバコのニオイを不快に感じる人の割合は?

2017年、ある医療サービス企業が喫煙に関するアンケートを実施しました。アンケートの結果によると約半数の49.8%の方が、職場の社員が喫煙者であることを理由に、不快または不満に思ったと回答しています。

不快または不満に思った理由を具体的に見ると、「勤務中または外出の同行中、タバコのニオイや煙が気になって嫌な思いをした」が58.6%でした。そのほか「タバコ休憩」に対して不満を持つ方もいましたが、どの項目よりも割合が高かったのは、ニオイまたは煙に関するものです。

このことから、非喫煙者は特にタバコのニオイ、煙に不快感を抱いている実情が浮かび上がってきます。喫煙後のエチケットなどはもちろんですが、喫煙室から漂ってくるニオイについても、企業または飲食店の対策が必須の状況です。

(出典:わくわくT-PEC「非喫煙者は喫煙者をどう思っている?職場でのリサーチ結果を大公開!」https://t-pec.jp/work-work/article/232/)

喫煙室のニオイをなんとかしたい!具体的な対策はあるの?

喫煙室のニオイ対策として有効な方法には、以下の3つがあります。

・消臭剤の設置

・窓の換気

・定期的な掃除

消臭剤を設置することで、ある程度の効果は期待できるでしょう。とはいえ、喫煙室の広さによって変わりますが、1つ設置しただけで劇的な効果を見込むことは難しいと言えます。また、窓の換気は比較的ラクな方法ではあるものの、夏や冬の時期は外の気温に悩まされることもあるはずです。

定期的な掃除についても、簡単な掃除だけでは抜本的な対策にならない可能性があります。厚生労働省の資料でも「たばこのにおいについての対策についても配慮することが望ましいこと。」と書かれている通り、本格的な対策が欠かせないのです。

(出典:厚生労働省「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」/https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/hourei_seido/_17129/kituen/betten1.html

負担が少ないなのは「脱煙機能付きの喫煙ブース」の導入

喫煙室のニオイ対策でおすすめの方法は、脱煙機能付きの喫煙ブースの導入です。

喫煙室の場合、建物の構造が原因で、屋外排気の増設が難しいケースも少なくありません。しかし、喫煙ブースは強力な専用フィルターでタバコの煙やガスを除去します。また、一部の製品は、喫煙者の髪の毛や洋服にニオイがつかない仕組みとなっています。基本的に工事不要で、デッドスペースの活用が期待できることも、喫煙ブースのメリットです。

導入の際に費用は発生しますが、消臭剤の設置や窓の換気といった作業は不要になります。また、掃除も比較的簡単になるため、総合的なコストパフォーマンスで考えれば、負担が少ない方法と言えるのです。

喫煙ブースは本当に臭わないのか?実際に利用した体験をレポート!

今回紹介した「脱煙機能付きの喫煙ブース」について、喫煙後も本当にニオイはしないのか、実際に利用した体験をレポートします!今回は福岡県まで足を運んできました!

まず最初に訪れたのは、博多駅からほど近いところの居酒屋です。

出口から少し出たところ、さまざまな建物が集まっているビルの中にお店があるようです。


こちらが今回の取材対象のお店です!ランチを提供しているとのことで、お昼の時間帯に足を運びました。

少しピークをすぎていた時間帯でしたが、お客様の数は一定数いましたね。

また、店内は非常に広くなっていて、お手洗いに行くのも迷ってしまうほどでした。そんな中、次の写真の右側にあったのが喫煙ブースです!

店内の雰囲気にとてもマッチしていて、まったく違和感がないですよね。

広めのお店ということもあり、喫煙ブースのサイズも大きめ!この広さがあったら複数人での談笑も可能です。

実際、私が入る前に他のお客様が利用されていましたが、タバコのニオイはほとんどしませんでした!灰皿から若干ニオイが出てくるぐらいで、ブースの外にいればまったく気になりません。

例えば、かつて東京の渋谷で取材をした際、以下のように屋外の喫煙所がありました。喫煙所の近くを通らなければ、極端にニオイが気になるわけではないものの、気になる人もいるはずです。

その点、喫煙ブースには脱煙機能が付いているので、喫煙者から感じるニオイも軽減されます。これだけでも、喫煙ブースの意義が感じられるのではないでしょうか。

次に訪れたのは、同じく福岡県の天神エリアです。

通りを歩いていくと、非常に有名なカラオケ店がありました!

店内に入ってエレベーターを出ると、すぐ左に喫煙ブースが設置されていました!

右側が受付になっていて、場合によっては人が多く通りそうな場所です。

今回もお店を訪れたタイミングで、お二人が喫煙ブースを利用されていました。お二人がブースから出られた後、中に入ってみると、本当にタバコを吸っていたのかと疑うような感覚を抱きました。

記事上でニオイをお伝えすることはできませんが、確実に言えるのはニオイをほとんど感じなかったということです。実際、現在は飲食店やオフィスが喫煙ブースを導入する事例も増えています。「社内の喫煙環境を整えたい」とお悩みの場合は、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は「喫煙室のニオイ」という観点から、具体的な対策方法などを解説しました。

職場や飲食店などで発生するタバコのニオイは、非喫煙者にとって苦痛に感じられるものです。そのため、事業所単位での取り組みが欠かせません。

当記事でさまざまな方法をお伝えしましたが、もっともおすすめなのは喫煙ブースの導入です。とはいえ費用が発生するため、まずは販売するメーカーに問い合わせてみることをおすすめします。

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<この記事の取材・執筆者 N.T>

1993年生まれ、大阪出身。大学卒業後さまざまな職を転々としたのち、2019年よりWebマーケティング会社に転職。Webライターとして活動を続け、2023年5月よりフリーランスに転身。野球やバスケットボールなど、スポーツ全般をこよなく愛する。